約 2,334,352 件
https://w.atwiki.jp/tetegogakkyoku/pages/641.html
☭ 【登録タグ カーラ信徒 声劇 夢の魔女】 nana-music.com 台本作成 Malice 参加キャラクター ツルハシ 信徒(カーラ) 夢の魔女 台本 カーラ信徒「ららら~これはわるいうらないし~♪」 ツルハシ?「……よ」 カーラ信徒「うん?」 ツルハシ?「ここよ!」 カーラ信徒「え、え?!」 ツルハシ?「ですから、私、ツルハシよ」 カーラ信徒「アッあの……お話ができるのですか…?」 ツルハシ?「まあ、少し」 カーラ信徒「アッあ、もしかして、私の歌聞いてましたか…?」 ツルハシ?「フフ、可愛かったわ」 カーラ信徒「アッ恥ずかしいな……沢山練習して上手くなったら、イドーラ様に聴いて頂くんです…」 ツルハシ?「……いいと思うわ、きっと喜んで聞いてくれると思うわ」 カーラ信徒「えへへー!そうだ!貴方のこともイドーラ様にお話していいですか?」 ツルハシ?「構わないわ」 カーラ信徒「やったー!楽しみです!」 ツルハシ?「イドーラさんがそんなに大切なのね」 カーラ信徒「イドーラ様は麗しくて、温かくて、優しくて、だいすきなんです!」 ツルハシ?「……フフ、良かったわ」 カーラ信徒「何がですか?」 ツルハシ?「……」 カーラ信徒「あれ?ツルハシさん?おーい…………」 夢の魔女「試しにツルハシに憑依してみたけれど、こっちが驚かされるとはね、フフ 私も愛してあげるわ、カーラ信徒」
https://w.atwiki.jp/versus1/
バイオハザード5VERSUS大会wikiにようこそ! 記念すべき第1回大会は2010年8月~10月始めに開催され無事に成功を迎えることが出来ました。 第1回大会の優勝ペアはbazinmahha氏とsygnus80-08氏で決定しました。 ◆優勝者のsygnus80-08さんのコメント ◆優勝者のbazinmahhaさんのコメント ◆二位のkitu-tukiさんのコメント ◆二位のyou_1118さんのコメント ◆三位のshota-ktkrさんのコメント ◆三位のSEVEN-11ssさんのコメント ◆四位のratte0722さんのコメント 今後の大会を盛り上げるためVERSUS大会専用ホームページとwikiの両方へ繋がる仲介ページがあったほうが周知しやすいと思い設置させていただきました。 2ちゃんねる ◆バイオ5ランキングスレ(現在6)にて告知を行い募集を募ります。 第一回大会(集会場チーサバ) ◆大会ルール ┣第1回大会参加者一覧 ┣第1回ブロック別試合結果 ┣第1回敗者復活戦結果 ┣第1回決勝トーナメントメンバー一覧 ┗第1回決勝トーナメント試合結果 ※引用元リンク ┗第1回バーサス大会集会場チーサバHP 主催者の諸事情により第2回大会は延期になりました。日程も未定です。 第二回大会(集会場個人) ◆個人戦ルール
https://w.atwiki.jp/srwogskouryaku/pages/125.html
第3話 『悩める守人』 勝利条件 敵の全滅。→ガーリオン・カスタム"無明"の撃墜。 敗北条件 味方ユニットが1機でも撃墜された場合。 熟練度獲得条件 2ターン以内に敵を5機以上撃墜する。 ステージデータ 初期味方 クロガネ(レーツェル)/ダイゼンガー(ゼンガー)/ラーズアングリフ(ユウキ)/ランドグリーズ(カーラ) 初期敵 バレリオン/リオン・タイプV/ランドリオン 味方増援 初期敵5機以下 エクサランス・ストライカー(ラウル) 敵増援 初期敵5機以下 ガーリオン・カスタム"無明"(ムラタ)/ガーリオン/リオン・タイプV 敵データ 初期 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ランドリオン 所属不明兵 15 4800 7(2) 2 1600 6 6 6 ----------- ---- バレリオンV 所属不明兵 15 8600 8(4) 2 2200 2 2 2 ------------ ---- リオン・タイプV 所属不明兵 15 5400 7(2) 4 1700 3 3 3 ------------ ---- 増援 機体名 パイロット Lv HP 最大射程(P) 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ガーリオン・カスタム"無明" ムラタ 16 63000 6(4) 14 7000 1 1 1 ------------ ---- ガーリオン 所属不明兵 15 6200 6(4) 4 2200 0 3 3 ------------ ---- リオン・タイプV 所属不明兵 15 5400 7(2) 4 1700 3 0 0 ------------ ---- 敵撤退情報 ムラタ(HP30%以下) 敵全員(ムラタ撤退後) 戦闘前会話 敵 味方 ムラタ 味方全員 攻略アドバイス 難易度によっては初期敵の配置が変化。 ムラタはHP30%以下で撤退。ノーマルモードならばOG2でレイブンを入手していれば撃墜は可能。雲耀の太刀+ギガントクラッシャーアームにツイン・ソリッドカノン+ツイン・リニアカノンで援護して、カーラ以外の3人がクリティカルを出せばギリギリ21000以上に届く。(ムラタとカーラの気力130、他は150程度) 味方ユニットは単機で突出しない限り(Ex-Hでも)まず落ちないので精神はムラタに。 ムラタはゼンガーを優先的に狙う。攻撃力と命中率が高いので増援出現後は森に陣取って迎撃するといい。 Ex-Hで熟練度を取るならカーラはユウキに激励をかけて突撃リニアカノンでクリティカルを出し、ユウキは加速で先行を。 隠し機体 機体 ラーズアングリフ・レイブン(条件を満たしていると、ユウキの乗機が変化) ランドグリーズ・レイブン(条件を満たしていると、カーラの乗機が変化) 武器 ステルス・ブーメラン(条件を満たしていると、カーラの乗機に追加) クリア後入手物資 無し 第2話『修羅の予兆』 第4話『試される番人達』
https://w.atwiki.jp/manken94/pages/158.html
漫研バイオ兵器 それは、漫画研究部の窓の外に隔離(放置)してある、「お○い お茶」の2ℓペットボトルに封印されている液体である。 夏に横浜を地獄に変えてやろうと計画した際に造られたもの。 この液体で満たされた水槽の中で育った金魚こそが、かの有名なバイオ金魚である。 ※ここからはネタバレ※ クリックで表示/非表示を切り替えられます。 漫研に3週間放置された水がすべての始まりだった。当時漫研にはそのペットボトルと、ホワイトの混じった水が繋げられた状態で放置されており、sikaが漫研整理の際に一本のペットボトルにまとめたことがきっかけ。これ以降発生した飲み残し等はこれに追加され強化されることとなる。
https://w.atwiki.jp/irarchive/pages/1274.html
サイト ホームページ(カルナバイオ) IRサイト(カルナバイオ) CSRサイト(カルナバイオ) 各種ツール 事業報告書(カルナバイオ) アニュアルレポート(カルナバイオ) CSRレポート(カルナバイオ) 総会通知(カルナバイオ) 有価証券報告書(カルナバイオ) 決算短信(カルナバイオ) 中期経営計画(カルナバイオ) その他資料(カルナバイオ) 戻る
https://w.atwiki.jp/moondream/pages/130.html
玲菜「兄貴・・・」 修「相変わらずですね・・・さっさと脱出しましょう、援軍でも来たら面倒です」 悠「だな・・・時間を掛けたらまずいからな」 地下3階 陵介「これは・・・」 光「相手も本気になっちまったと・・・」 悠「これはグロテスクだな」 修「皆さん顔が引きつっていますよ・・・玲菜は背負っていますので片してしまって下さい」 敵側は囚人を全員解放し、地上にある正門に3000人の軍隊を用意していた 光「ここの囚人って何人いるんだっけ?」 陵介「おおよそ1万人だったはず・・・急がないと解隊からの援軍も来ちまう‼」 乱打‼ 光「もう乱闘覚悟だな、二刀流居合五の型」 閉切‼ 悠「さっさと終わらせないとな、スロットルA+B+炎+@+ 」 重力硬化特大拡散爆竹結合砲‼‼‼‼ 1時間経過 悠「どれくらい減った?」 修「ぶっちゃけ半分ほどですね、ほとんどがこの世で名を挙げた無法者・・・私が手を出しましょうか」 特大ブラック・ホール&修羅 陵介「やるねぇ・・・」 一時間経過 悠「大方片付いたな・・さっさと扉をこじ開けよう」 光「いくら分厚くても俺に切れない物はない‼二刀流居合奥義」 百連阿修羅‼‼ 陵介「あの分厚い壁を切り崩した・・・あれ?」 悠「兵士が・・・全滅しているぞ?」 ・・・・よう・・・お前らが・・・今話題の一味・・・覇王の一味 悠「誰だ・・・?」 修「多分我々のことでしょうね、あなたこそ・・・世界最強の囚人、カーラ‼」 カーラ「修・・・よぉ・・・」 陵介「知り合い?」 修「先程まで隣の部屋に捕まっていたものでね」 光「全然状況が飲み込めないんだけど・・・多分解放された囚人の一人で俺らより早く出て兵士をやっつけたってこと?」 陵介「それ以外考えられないな」 カーラ「はは♪久しぶりに出れたんだ・・・腕試しの相手・・・付き合ってくれるか?」 修「分かりました・・・」 悠「靴に・・・刀が刺さっている・・・」 カーラ「四刀流なんでね」 修「第三の能力「修羅」‼」 カーラ「四刀流」 四斬‼ 四飛斬‼ 光「二刀流居合一の型」 鐘楼‼ 飛剣‼ 悠「スロットルA」 特大弾‼ カーラ「四刀流」 四砲‼ 陵介「ハァア‼」 超打‼ カーラ「狙いはいいが・・・駄目だな・・・力不足だ‼」 陵介「うお‼」 ドン‼ 光「大丈夫ですか?」 陵介「ああ・・・しかしあいつ半端ないぞ」 修「仕掛けますよ・・・第一、第四の能力複合「幻魔闇穴」‼」 カーラ「四刀流」 四魔砲‼ カーラ「吸われる・・・」 斬覇砲‼
https://w.atwiki.jp/gods/pages/57837.html
カーランベ カッパの別名。 長野県での呼称。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9459.html
「レオン、しぶとく頑張ってるみたいね」 推定年齢:24歳(1998年当時)→30歳前後(2004年当時) 身長:169cm-173cm/174cm(『2』-『6』) 体重:53kg-55kg(『2』-『6』) 血液型:AB型 + 日本語吹替声優(Wikipediaより引用・改変) 水谷優子 『2(ドラマCD)』 皆川純子 『6』 『オペレーション・ラクーンシティ』 『ダムネーション』 『V リトリビューション』(テレビ朝日版) 『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』 『RE 2』 岡本麻弥 『V リトリビューション』(劇場公開・ソフト版) 田中理恵 『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』 CAPCOMのゾンビゲーム『バイオハザード』シリーズに登場するキャラクター。初登場は一応『2』だが、『1』の時点で名前だけ出てくる。 素性や目的など全てが謎に包まれている東洋系の美女。 中国系アメリカ人であるためか、チャイナドレスを着ている事が多い。 「エイダ・ウォン」という名は偽名であり、本名は不明。 その実態は、シリーズを通して物語に関わる悪徳企業「アンブレラ」とは敵対関係にある企業組織「H.C.F.」に属する産業スパイ。 戦闘技能は一流で、拳銃やナイフの他にボウガンを愛用し、 また武器以外ではフックショットを頻繁に用いており、移動や脱出などに使う。 またクリスやレオンとは別方向で超人枠のキャラであり、 身体能力は相当高く特にフックショットを用いた体捌きは、『6』時点で40近いとは思えない程に華麗。 優秀な工作員ではあるが、独自の目的のため度々指令を無視している節がある。 過去H.C.F.に元アンブレラ工作員アルバート・ウェスカーが所属していた時期 (少なくとも直接連絡を取り合うシーンが描写されている『UC』『4』)には、彼から指令を受ける立場にあった。 しかしそれは、アンブレラを裏切ってH.C.F.へ新規参入し、 アンブレラの機密情報を手土産に組織内で伸し上がったウェスカーに対して疑念を抱くH.C.F.上層部が、 監視目的で彼の下に就かせていたためであり、『4』本編終了以降は離反している。 『2』で会って以来、レオンとは何かと縁があり、彼の他人を助ける為に命を賭ける勇気に惹かれ、特別な感情を抱いている。 しかし『6』ではクリス・レッドフィールドを隊長としたBSAAアルファーチームを実験体にする為に姦計を張り巡らせたり、 アルバート・ウェスカーの息子ジェイク・ミューラーが属していたゲリラ部隊に、 栄養剤と称してC-ウィルスを撒き散らす等といった凶行を繰り返したのだが…? + 『6』における真実(ネタバレ注意) その正体はC-ウィルスの開発者であり、同作にて暗躍する「ネオアンブレラ」の首魁であるカーラ・ラダメス。 彼女は元々15歳で博士号を取る程の優秀な人物であり、アメリカ合衆国大統領補佐官ディレック・C・シモンズに尽くしていたのだが、 当のシモンズはエイダに執心している上にいつまで経っても手に入らない事に業を煮やし、彼の手でC-ウィルスの実験台にされてしまう (この際、肉体構造から作り替えられるレベルでエイダの容姿にされた上にシモンズの「調教」によってカーラとしての人格までもが、 根本からエイダに酷似したものとして変容させられてしまった。 また、シモンズも当時の大統領アダム・ベンフォードの盟友とも称されていたが、ラクーンシティの滅菌作戦を指揮したり、 同事件の真実を公表しようとしたベンフォードを殺害する等もした)。 しかしカーラとしての意識が覚醒した事や、シモンズが自分にまるで見向きもしなかった等から彼に報復を決意。 「安定した世界」を望むシモンズに対し「安定しない世界」を産み出す為、彼も自身の世界に取り込むべくC-ウィルスを使い、 世界を崩壊させようと目論む。 最終的にはシモンズの息のかかった「ファミリー」の凶弾に斃れるも、死の間際に自身にC-ウィルスを撃ち込んだ事で空母をも取り込む程に変異。 エイダとしては単に復讐したいのなら手伝うつもりだったのだが、「偽物の助けなんかいらない」とこれを拒否した上、 上気の理由からエイダにも嫉妬と憎悪をぶつけた末、彼女により引導を渡される。 この事から、カーラが本作の元凶というのならシモンズはラクーンシティ事件の黒幕ともいえるものであり、 エイダはカーラの本質を理解すると彼女に同情するのをやめ、彼女のラボへと向かい、「最高傑作」と称したクリーチャー諸共、 全ての研究成果を破壊した。 他にもカーラの暗躍はアジア某所に位置する「マルハワ学園」へのバイオテロにあたりC-ウィルスを供与する等もした。 余談だがレオン編におけるシモンズとの最終決戦においてはヘリに搭乗して遠くから援護射撃に終始していたのだが、 レオンの相棒であるヘレナ・ハーパーという女性視点としても、シモンズの前でレオンとエイダがいちゃついてるという、 ヘレナ涙目な展開にもなったり (実際、ヘレナはC-ウィルスの実験体になったデボラを救う為にやむを得ず本作のバイオテロに関与した上、 最終的には目の前でデボラを喪う等と悲劇的な所はあったりするのだが…)。 ちなみに彼女、シェリーなどと違い普通の人間のはずなのだが、シリーズが進んでも全然老けない。 むしろ容姿は若返ってる感すらあり、順当に加齢していくレオンと比べると一目瞭然である。 ちなみに『VILLAGE』にも登場予定があり、コンセプトアートも公開されているのだが、 『6』よりは流石に加齢が目立つものの、やっぱり40代後半とは思えないほどに若々しい。 お祭りゲー『PROJECT X ZONE 2 BRAVE NEW WORLD』にも『6』時代の姿でレオン共々登場……したのだが、 異世界転移しまくりのシナリオで、裏方気質かつ異世界転移ができそうな能力の類を扱えない彼女の出しどころに困ったのか、 初登場時と、終盤レオンに情報を提供する場面(台詞なし)、そしてエンディング以外では一切登場しない。 逆転裁判の御剣怜侍と並んで「音声まで収録してるんだからもっと出て欲しかった」と言われるキャラ筆頭となっている。 (以上、BIO HAZARD Wikiより引用・改変) MUGENにおけるエイダ・ウォン 多くの『バイオハザード』キャラを手掛けたFlavioCamarao氏によるものが存在。 氏のサイトにて公開されている他、下記の動画からも入手可能。 B・ジェニーのドットをベースに作られているせいか、各種動作が妙にセクシーである。 原作同様に各種銃火器やフックショットを使う他、ストライカーとしてレオンを呼ぶ事も可能。 ただしフックショットには不具合があり、使用すると稀にMUGENが落ちる事があるので要注意。 また、仕様なのか設定ミスなのかは不明だが、ハーブで回復する技と必殺技のナイフ攻撃には食らい判定が設定されておらず、 攻撃避けや貴重な切り返し手段としても機能する。 AIは並程度の強さのものがデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AIも公開されている。 ホルン氏のAIは恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、レオンを呼び出すか否かを設定可能。想定ランクは強との事。 ハーブやナイフを利用した回避も多用してくるが、フックショットは上記の不具合があるため封印されている。 紹介動画(DLリンク有り) この他、armin_iuf氏によるキャラも海外サイト「The MUGEN multiverse」で代理公開されている。 こちらにも並程度の強さを持つAIが搭載されている。 紹介動画(DLリンク有り) 出場大会 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント
https://w.atwiki.jp/ranoberowa/pages/376.html
第316話:Cross Point 作:◆69CR6xsOqM 「あぁああああぁ嗚呼ああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!」 「何っ!?」 ガギィンッ 咆哮、そして金属音。 硬質化した祐巳の右の爪が振り下ろされた吸血鬼(ブルートザオガー)を弾き返す。 不意を突かれ、カーラは体勢を崩してしまった。 その隙に懐に入った祐巳の拳が心臓を正確に撃ち抜く。 「ぐ……は……っ!」 胸に白い竜麟が浮かび上がり、心臓を傷つけるまでは至らない。 しかしそれでも一瞬、呼吸を止められてしまった。 そしてさらに追い討ちをかけてくる祐巳。鋭さを増した爪を持った五指を振りかぶる。 魔術を行使するには時間が足りない。 瞬時にそう判断したカーラは吸血鬼(ブルートザオガー)を盾にして呼吸を整える。 衝撃。 小さな見た目に合わない、その異常なほどの膂力にカーラは吹き飛ばされてしまう。 接触した瞬間に吸血鬼(ブルートザオガー)を発動させようとしたのだが、 祐巳の想像以上のスピードに呼吸を整えるのが間に合わなかった。 何とか空中で体勢を整えて着地し、祐巳の方を見る。 今度はすぐには襲い掛かってはこなかった。 うなり声を上げながらこちらの様子を見ている。 『まずいわね。身体能力ならこの竜の子が最高位だと思っていたけれど あの娘のほうが若干上回ってしまっているよう。 魔術で勝負をつけたいけれど、あの娘の速さを出し抜くのは少々難しいわね。 あの娘、先ほどとはまるで雰囲気が違う。説得や、詐術は……通じそうにない。 どうすれば…』 「アアアアアアアアアアアアアァァァァアァ!!」 ほんの数秒の思考時間しか与えられず、再び祐巳は咆哮をあげながら襲い掛かってくる。 自分の魔力を補佐するリングやアミュレットは今はない。 通常の戦士が相手ならばどのような手練であろうとも、 剣を撃ち合いながら呪文を唱える自信はあった。 自分の剣士としての技量はかつての英雄たちと遜色ない位置にあるはずだからだ。 しかし彼女の速度と膂力は尋常ではない。まさに魔獣のそれだった。 攻撃を凌ぐことが精一杯で呪文に集中するどころではない。 意識を防御から一瞬でも逸らせば、その瞬間にこの強靭な爪で引き裂かれてしまうだろう。 相手が無力を装っているからとて、不用意に接近しすぎたことが失策だった。 しかしまだ勝機はある。 彼女はまるで狂戦士のように闘争本能のみで撃ちかかって来ており、そこには技もなにもない。 よって速度にさえ慣れてしまえば、攻撃の軌道を読むことは可能になる。 それに実際のところ、カーラは勝つ必要はない。 このまま殺されても、次の肉体が目の前の少女に移るというだけのことなのだ。 しかし一つの懸念がある。それは相手が二つの意識を持っているらしいこと。 弱き少女の心と理性無き獣の心。 今まで、一つの肉体に二つの精神を擁する相手を支配した例は無かった。 そこにどんなイレギュラーが起きるか判らない以上、敗北はなるべく避けたい。 『私は負けるわけにはいかない。 なんとしてもフォーセリアに帰還し、再び灰色の均衡に世界を導かねばならないのだ』 そしてその時は訪れた。 カーラの誘いにかかって祐巳が繰り出した右の一撃は見事に空を切り、決定的な隙を曝け出す。 その一瞬を逃さずに左側面から吸血鬼(ブルートザオガー)を繰り出すカーラ。 しかし祐巳の反射速度はその致命のはずの一撃をも上回った。 空を切った右腕の下をくぐるように左手が現れ、吸血鬼(ブルートザオガー)を受け止めてしまう。 刃を握り締め、さらに右の腕を振りかぶる祐巳。 そして、カーラは微笑んだ。全ては目論見どおり。 ぐん、と吸血鬼(ブルートザオガー)に力が送り込まれその能力が発動する。 その剣に刻まれた……接触した相手を瞬時に切り刻む能力が。 カーラはその接触の時間を半秒だけでも作り出せばよかったのだ。 祐巳の全身に裂傷が生まれ、鮮血が迸る。 カーラは勝利を確信する。しかしそこに一つの誤算があった。 全身が血塗れになっても祐巳は怯まずに右腕を振り下ろしたのだ。 「そんなっ!?」 裂傷が生まれる際の衝撃によって攻撃の軌道は逸らされたものの、 その一撃はカーラの額冠を弾き飛ばしていた。 カランッ キィン どさっ 乾いた音を立てて落ちる額冠と吸血鬼(ブルートザオガー)。重い音を立てて崩れ落ちる少年の肉体。 自分に対する悪意が消えたことによって満足したのか、祐巳は黙って佇んでいる。 その身体に生まれた裂傷はすでに治癒が始まっていた。 数分もしないうちに傷口は全て塞がり、そして……祐巳は目を覚ました。 「……あれ、私は……?」 周囲を見渡し、そして蒼白になる。 少年が倒れていた。 この少年がいつ現れたのかは全く記憶に無い。 意識の無かった自分。そして倒れている少年。 それを見て蘇る少女を殺した……悪夢。 「そんな! 大丈夫ですか、しっかりしてください!」 慌てて少年の身体を抱き起こしてみる。 ……生きていた。呼吸も心臓の鼓動も正常だった。 ところどころに裂傷があるけれど、どれも深刻なものではなかった。 安堵する。それと同時に再び涙が溢れ出してきていた。 また自分は人を傷つけてしまったのだ。 また一つ罪を重ねてしまった。やはり自分は消えなければならないのだろう。 怖い。でも勇気を振り絞らなければならないのだ。 もう誰も傷つけない覚悟を決めなければならないのだ。 震える全身を止めようと心臓の辺りの衣服ををぎゅう、と握り締める。 【その必要はないわ】 「えっ?」 不意に聞こえた声に周囲を見回す祐巳。 【あなたの望みは何? 私なら、それを叶えてあげられるわ】 その声は、地面の上の額冠から聞こえてきた。 カーラもまた賭けに出たのだ。このまま放置されても目覚めた竜の子に砕かれるは必至。 自分は彼の願いを裏切ったのだから。 ならば結果が不確定とはいえ、祐巳を支配することを選ぶしかない。 「私の……願い?」 【そう、あなたは泣いていましたね。それは叶わぬ願いがあるからではないのですか?】 核心を突かれる。 祐巳は項垂れ、懺悔のつもりで話始めた。 「私は、力が欲しかったんです。お姉さまを、友達を守る力が。 理不尽に死んでしまった友達の分も生きる力が。そして私はその力を手に入れたはずでした。 でも……それは私には制御できなかった。そのせいで……」 一人の少女を死に至らしめてしまった。 【そう、それはとても哀しく、辛いことでしたね。 自らに釣り合わぬほどの大きな力は須らく破壊への導火線となってしまう。 均衡を外れた力はそれほどに危険なのです。 福沢祐巳。わたしを受け入れなさい。そうすれば新たな力ともにあなたの願いは叶えられるでしょう】 祐巳は恐る恐る額冠を拾う。 「本当に、できるんですか? 私がみんなを救うことが……」 【あなたは食鬼人というとても強い肉体を手に入れました。 しかしそれを制御するにはあなたの精神は脆弱にすぎたのでしょう。 わたくしは魔女。力を制御する術は他の誰よりも深く理解しています。さあ】 そうだ。私の心が弱かったから私は自分の力に負けてしまったのだ。 それならば……。 祐巳は目を閉じ、静かに額冠を装着した。 「やめろぉっ!」 突然の制止の声と風切り音。 背後から伸びてきた腕を祐巳は鋭い身のこなしで回避した。 「ちっくしょう! 遅かったか」 「もう目覚めたのね。流石竜の子といったところかしら」 そう、そこにいるのはカーラの呪縛から解き放たれた竜堂終だった。 「よくも俺の気持ちを裏切ってくれたな。 俺もどうかしてたけど、あんたはもっと酷いぜ! さあ、その女の子を放せ!」 「悪いけど、今はあなたに構っている暇はないの。この娘の力に慣れないといけないから」 祐巳……いや、祐巳の肉体を手に入れたカーラは不敵に微笑むと呪文を唱え始めた。 終はそれを見るや否や、カーラに向かって突っ込んでいく。 先ほどまで自分自身がカーラだったのだ。彼女の魔法の恐ろしさはよく理解していた。 能力を制限された自分が耐え切れる攻撃ではないということも。 それならば魔法の完成前に額冠を奪い取るしかない。 しかしカーラの唱えていた呪文は攻撃のためのものではなく、終の予想よりも早く詠唱が終わった。 詠唱が終了したと同時にカーラは巨大な鳥に変化し、終の間合いの届かない場所まで舞い上がったのだ。 カーラが単独での長距離移動に使用するロック鳥への変化だった。 「あ? きったねえ!」 カーラはそれに応えることもなく、南の方へ飛び去っていく。 終は放置されていた吸血鬼(ブルートザオガー)を拾い上げ、空へと構えた。 あの距離、制限されているとはいえ自分のライフルアームならばまだ撃墜は可能だ。 だが結局は断念し、吸血鬼(ブルートザオガー)を降ろす。 そしてもうカーラは目視のかなわない場所まで飛び去って行ってしまった。 カーラは許せない。しかしカーラに憑かれている少女には罪はないのだ。 カーラを通してみた少女の涙が思い返される。 「絶対に助けてやるからな。待ってろよ」 決意を音に出して風に乗せる。 兄である竜堂始が死に、家族同然であった鳥羽茉理が死んで、目標を見失ってしまった終だが 新たな目標を持って胸に熱いものがこみ上げてくる。 「家訓曰く恨みは十倍返し。待ってろよカーラ」 そして終は走り出した。まずは仲間だ。 自分ひとりではやれることにも限界がある。 カーラの存在を広め、助けてくれる人を募るのだ。その為には人が集う市街地を目指すことにした。 彼の瞳にもう、迷いはなかった。 一方、カーラは島の南端まで飛ぶつもりが、あまりの消耗の激しさに途中で着陸せざるを得なくなっていた。変化を解いて、森の中に着地する。 その瞬間眩暈に襲われた。思わず膝を突いてしまう。 血が足りないのだ。傷口は塞がっているものの、失血を取り戻せるわけではない。 食事をし、休養を取らなければならない。 市街地へ赴けば食糧の問題は無い。しかし今の状態で人の密集する市街地は危険だ。 デイパックから地図を取り出し開く。現在地はF-4。すぐ南に城があるらしい。 人がいないとは言い切れないが、市街地よりはマシだろう。 少数ならば説得する自信もある。何より今はか弱い少女の姿なのだから。 そう方針を決め、進もうとした時再び眩暈に襲われる。 今度は無様に両手を地に突いてしまい、強烈な嘔吐感が込み上げてきた。 少し自分の状態を甘く見ていたかもしれない。思いのほか精神力を消耗してしまっている。 肉体を手に入れてからこれまでの短い時間に連続で魔法を使いすぎてしまったようだ。 特に変化魔法での消耗が著しい。これからは逃げるにしても方法を考える必要があるだろう。 加えて、肉体が不安定な状態での強引な治癒による体力消耗。 最悪の状態で自分は憑依してしまったらしい。辛うじて嘔吐を堪え、自嘲する。 「ふふふ、これが彼と、この娘への裏切りの報い、かしらね。 だけど、それでも私は倒れるわけにはいかない……必ず世界を理想へと導いてみせる。 黒でも、白でもない灰色の世界へ」 そう呟いて、カーラは城へと向かって足を踏み出した。 【F-4/森の中/一日目、12:18】 【福沢祐巳(カーラ)】 [状態]:看護婦 魔人化 失血による貧血 精神、体力共に深刻な消耗 [装備]:サークレット 保健室のロッカーに入っていた妙にえっちなナース服(血まみれ) [道具]:ロザリオ、デイパック(支給品入り) [思考]:早急に休養を取る/フォーセリアに影響を及ぼしそうな参加者に攻撃 (現在の目標、坂井悠二、火乃香) 【C-4/崖の上/一日目、12:18】 【竜堂終】 [状態]:あちこちにかすり傷 かなりの疲労 [装備]:吸血鬼(ブルートザオガー) [道具]:なし [思考]:市街地へ向かい仲間を探す/カーラを倒し、少女を救う 2005/05/11 修正スレ99 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第315話 第316話 第317話 第382話 時系列順 第349話 第301話 福沢祐巳 第353話 第301話 竜堂終 第358話 第301話 カーラ 第353話
https://w.atwiki.jp/gods/pages/74974.html
ウパカーラ 仏教神話に登場する人物。 一説にリハタの甥。